温室効果ガス削減 将来の枠組みに関連した主な交渉の経緯
→排出削減の地球規模での目標を定めるにあたり、本日我々が合意したすべての主要排出国を含むプロセスにおいて、我々は2050年までに地球規模での排出を少なくとも半減させることを含む、EU、カナダ及び日本による決定を真剣に検討する。
バリ行動計画(COP13、COP/MOP3)
→京都議定書の2013年以降の目標設定検討継続
→先進国だけではなく、開発途上国においても「共通だが差異のある責任と各国の能力」の下で協調する方向に舵を切り始めた。
洞爺湖サミット
→2050年までに世界全体の排出量の少なくとも50%の削減を達成する目標というビジョンを、 UNFCCCのすべての締約国と共有し、かつ、この目標をUNFCCCの下での交渉において、これら諸国と共に検討し、採択することを求める。
今後の論点
→世界全体としての長期目標水準をどう設定するか。
→先進国である日米欧が共通の目標設定で合意できるか(特に米国)
→途上国(中国等の大排出国含む)における具体的な行動目標合意を定めることはできるか。