空想リクライニング

お気に入りのいすに座ってボーッと空想して、気づいたこと

ロジカルシンキング

「成果を上げる・目標を達成する」ために、人と豊かなコミュニケーションを行うため、ロジカルな考え方をすることは有効。

ロジカルシンキングとは、根拠を明確にし、筋道を立てて論理的に考えること。
これが相手にとってわかりやすく納得感のある説明に繋がり、より良いコミュニケーションを実現できる。

ロジカルシンキングは生まれついたものではなく、訓練によって誰でも備えることができる能力であり、様々な方法論が存在する。


1)ロジカルシンキングの基本的論理構造

帰納法(induction)と演繹法(deduction)
 
 帰納法:個々の特殊な事実や命題をいくつもあげ、その中で共通する性質や関係を取り出し、一般的な命題や法則を導き出すこと。
 演繹法:一般的な命題や事実をある事象にあてはめ、必然的に結論を導き出すこと。一般的原理から特殊な原理や事実を導くこと。


MECE

 漏れなくダブりのない状態。
 M=Mutually E=Exclusive C=Collectively E=Exhaustive
 
 重要なことが漏れたり同じことが重複することによる非効率を未然に防ぐことが可能となる。
 常にMECEを考えるのが、ロジカルシンキングの基本。

 
フレームワーク思考

 物事を考えたり整理したり分析したりするときの枠組み・分類・切り口で、世の中には数多くのフレームワークが考え出されている。
 フレームワークの各フレームをMECEで分類すれば、物事の全体像を把握することができる。

 
→ゼロベース思考
 
 既成概念や固定観念にとらわれないゼロからの発想
 当然だと思っていることも、一度リセットして考えれば新しいアイディアが浮かんでくる可能性がある。

 
→オプション思考

 物事の意志決定を行う際、一つの案だけで決定するのではなく、一度ゼロベースで選択肢を考え、それぞれの選択肢のメリット・デメリットを分析することにより、意志決定時の理由を論理的に説明することができるという考え方。